Screenをインストールする

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・なにもの?

仮想スクリーンを実現するもの。うだうだ説明するより、使用例を書いた方が早い。
telnetなどでログインして、

 > screen

これで仮想スクリーンが起動する。適当になんかした後、ctrl-a dとすると、

 [detached]

と表示されて、screen起動前の画面に戻る。しかし、仮想スクリーンから抜けただけでプロセスなどはそのまま実行されている。
たとえば、screenを起動してカーネルのコンパイルを実行し、crtl-a dで抜けると、画面は戻ってくるけど、カーネルのコンパイルは実行され続けているわけ。
で、さっきの仮想スクリーンに戻りたいときは、

 > screen -r

とすると、復帰できる。
本当は、もっといろいろと複雑なことができるようなのだが、しらん。
だって、自宅鯖にtelnetかけて、でかいファイルをwgetするときに しか使ってないんだもん。
というか、SSH使わせれ。結構、本気で。
まぁ、あとはmanを見るか、適当にWebを漁ってくれ(他力本願)

・手順

ring serverのpub/gnu/などからソース(screen-3.9.8.tar.gz)を取ってきて、コンパイルする。

 # ./configure
 # make
 # make install

これだけ。--prefixで指定したフォルダに放り込まれているので、

 # screen

で、実行できる。あとは適当にチューニングしろ。


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